スポーツ選手の横顔

スポーツで活躍している選手の横顔に迫ります

全米プロ選手権と全英リコー女子オープンの優勝賞金

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(画像:GDO  松山英樹のアイアン)

いよいよ明日から始ります、男女2つのメジャー。楽しみですが、今日は、それぞれの優勝賞金についてご紹介します。

レディーファーストで、全英リコー女子オープンから。

今年の優勝賞金は、474.575ドル。約5000万円弱です。これはここ3年間変わっていませんね。
全英リコー女子オープンがメジャー昇格したのは、2001年から。2001年の優勝賞金は、221.650だから、倍増したのには違いないですが、やはり男子と比べると大きな差がありますね。

メジャー昇格後の優勝者と優勝金額は次の通りです。

2001     朴セリ          -11             サニングデールゴルフクラブ  221,650ドル
2002     カリー・ウェブ     -15                                            ターンベリー  236,383ドル
2003     アニカ・ソレンスタム    -10     ロイヤルリザム&セントアンズ   254,880ドル
2004     カレン・スタップルズ    -19          サニングデールゴルフクラブ 290,880ドル
2005     張 晶       -16                   ロイヤルバークデールゴルフクラブ 280,208ドル
2006     シェリー・スタインハウアー   -7    ロイヤルリザム&セントアンズ  305,440ドル
2007     ロレーナ・オチョア  -5  セント・アンドルーズ オールドコース    320,512ドル
2008     申智愛         -18                              サニングデールゴルフクラブ 314,464ドル
2009     カトリーナ・マシュー   -3         ロイヤルリザム&セントアンズ 335,000ドル
2010     ヤニ・ツェン        -11          ロイヤルバークデールゴルフクラブ 408,714ドル
2011     ヤニ・ツェン        -16                 カーヌスティ・ゴルフリンクス 392,133ドル
2012     申智愛           -9                     ロイヤルリバプールゴルフクラブ   428,650ドル
2013     ステイシー・ルイス   -8    セント・アンドルーズ オールドコース   402,583ドル
2014     モー・マーティン      -1     ロイヤルバークデールゴルフクラブ   474,575ドル
2015     朴仁妃     -12                                        トランプ・ターンベリー   474,575ドル

注目したいのは、サニングデールゴルフクラブで行われた大会は、いいスコアが出やすいこと。ロイヤルパークデールは2005年と2014年の大会で大きな差があること。天候により豹変するリンクスでの大会でした。

今年は、林間コースのウォーバンでの開催、天気がよければ-10くらいの争いになるでしょう。日本人も8人が出場しますので、応援しましょう!

それにしても、出場辞退者が多いメジャーってなんなんでしょうね?

 

次は、全米プロ選手権です。

全米プロ選手権は、1916年に始るのですが、1957年まではマッチプレーで行われていました。第一回の優勝者は、ジム・バーンズ、優勝賞金は500ドルでした。
今年の優勝賞金は、180万ドルですから、なんと3600倍です。凄いですねえ!


また、全米プロの名のごとく、優勝者の9割以上がアメリカ国籍です。
最多優勝者は、ウォルター・ヘーゲンとジャック・ニクラウスの5回。
アメリカ国籍以外では、南アフリカのゲーリー・プレイヤーとジンバブエのニック・プライス、そして北アイルランドのロリー・マキロイが2回勝っています。

では、優勝者と優勝賞金を5年ごとに見てみます。

1916年     ジム・バーンズ    シワノイカントリークラブ        500ドル
1920年     ジョック・ハッチソン    フロスモアカントリークラブ         500ドル
1925年     ウォルター・ヘーゲン オリンピックフィールド      不明
1930年     トミー・アーマー   フレッシュメドウ         不明
1935年     ジョニー・レボルタ        ツインヒルズ                                  1000ドル
1940年     バイロン・ネルソン  ハーシェイカントリークラブ    1100ドル
1945年     バイロン・ネルソン  モレインカントリー        3750ドル
1950年     チャンドラー・ハーパー スシトカントリー        3500ドル
1955年     ダグ・フォード     メドウブルック         5000ドル
1960年     ジェイ・ハーバート  ファイアストン・サウス    11000ドル
1965年     デーブ・マー     ローレルバレー        25000ドル
1970年     デーブ・ストックトン  サザンヒルズ           40000ドル
1975年     ジャック・ニクラウス    ファイアストン・サウス    45000ドル
1980年     ジャック・ニクラウス  オークヒル・イースト     60000ドル 
1985年     ヒューバート・グリーン  チェリーヒルズ       125000ドル
1990年     ウェイン・グラディ  ショーアルクリーク       225000ドル
1995年     スティーブ・エルキントン  リビエラカントリー    360000ドル
2000年     タイガー・ウッズ            バルハラゴルフクラブ     900000ドル
2005年     フィル・ミケルソン  バルタスロール       1170000ドル
2010年     マルティン・カイマー ウィスリング・ストレイツ  1350000ドル
2015年     ジェイソン・デイ   ウィスリング・ストレイツ  1800000ドル 

日本からは、松山英樹谷原秀人池田勇太の3人が出ます。
是非、悲願のメジャーホルダーに、日本人を!

全英リコー女子オープンと全米プロ選手権 2つのメジャー

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今週は、2つのメジャーがぶつかります。こんな日程ありでしょうか?
ゴルフファンの私にとっては、どっちに集中すればいいんだと、また寝不足になる週末ですが、皆様はどちらを見ますか?

ということで、今回は2つのメジャーの日本人出場選手と放送日程についてご紹介いたします。

まずは、レディーファーストで、全英リコー女子オープンから。

場所は、スコットランドのウォーバーン・ゴルフクラブ。

ウォーバーンといえば、1984年に岡本綾子が優勝しているんですね。ただ、この頃はメジャーの位置づけではなかったので、メジャーの優勝にはなっていないのです。
しかもこのウォーバーン・ゴルフクラブ、全英オープンとしては唯一10回目の開催となるコースで1991年から1998年まで7年連続で開催されるほどのいいコース。いわゆる全英のリンクスではなく林間コース、ロンドンから北西に1時間ほどの距離にある。

日本人出場選手は、次の通りです。

野村敏京
宮里 藍
宮里美香
横峯さくら
鈴木 愛
西山ゆかり
柏原明日架
上田桃子

日本ツアーからの出場権を持っている、イ・ボミ、キム・ハヌル、そして渡邉彩夏は辞退しています。

さて、放送時間ですが、テレビ朝日系列で以下の通り放送されます。

29日(金)初 日   0:15~
30日(土)二日目   0:15~
30日(土)三日目 23:12~
31日(日)最終日 23:25~

 

もう一つのメジャー、全米プロ選手権には、3人の日本人選手が出場します。

松山英樹谷原秀人池田勇太。 

開催コースは、ニュージャージー州のバルタスロール。あのジャック・ニクラウス青木功が1980年の全米オープンで死闘を繰り広げたコースです。楽しみですね。

スタート時間と組み合わせは、次の通りです。

1番スタート
現地時間  日本時間
12:15 PM     1:15 AM     池田勇太ジョー・サマーヘイズ、コルト・ノスト
13:25 PM     2:25 AM     バッバ・ワトソン、ジョーダン・スピース、ルヒオ・ガルシア
13:45 PM     2:45 AM     ダニー・ウィレット、ダスティン・ジョンソン 、 ヘンリック・ステンソン(マスターズ、全米オープン全英オープンチャンピオンの3人です)

10番スタート
7:20 AM     8:20 PM     松山英樹、J.B.ホームズ、ブライアン・スチュアード
8:30 AM     9:30 PM     ジェイソン・デイ、フィル・ミケルソン、ロリー・マキロイ
8:50 AM     9:50 PM     谷原秀人ジョージ・クッツェー、ロッド・ペリー

日本人にとっては、周りやすい、相手が気にならない組み合わせでいいですね。
面白いのは、2016年のメジャーホルダー3人の組み合わせ。
粋なことをしますよね、アメリカという国は。

 

さて、放送時間ですが、TBS系列で以下の通り放送されます。

29日(金)初 日   3:30~5:55
30日(土)二日目   3:30~7:00
31日(日)三日目   3:30~6:45
  1日(月)最終日   3:15~8:00

バルタスロールでの、日本人の悲願とリベンジの達成なるか?

がんばれ、日本!

(画像:GDO 昨年の全米プロ覇者 ジェイソン・デイ)

全英シニアオープンゴルフ2016 日本人選手と優勝賞金

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(画像:GDO 女子インターナショナルクラウンで渡邉の応援に向かう日本選手)

シニアのメジャーである、全英シニアオープンゴルフ2016は、ポール・ブロードハースト(イングランド)が4バーディ、ノーボギーの「68」でプレーし、通算-11でシニアメジャー初優勝を遂げました。
2位に4つはなして首位でスタートした、ミゲル・アンヘルヒメネス(スペイン)はこの日75と崩れて、通算-8の3位だった。
二日目に首位に立った井戸木鴻樹は「77」で、通算+3の30位。崎山武志は通算+13の69位で大会を終えました。残念!
期待のベルンハルト・ランガーは、通算-4の9位。1975年のカーヌスティーの大会でメジャー初優勝したトム・ワトソンは、通算+1の27位でした。(すごいです、トム)

優勝賞金は約3000万円。上位の成績は次の【通りです。

1 位    -11       ポール・ブロードハースト
2 位    -9         スコット・マキャロン
3 位    -8         ミゲル・アンヘルヒメネス
3 位    -8         マグナスピア・アトレビ
5 位    -7         トム・バイラム
5 位    -7         ブラント・ジョー
7 位    -6         ジョー・デュラント
7 位    -6         ウェス ショート・ジュニア
9 位 -4         ビリー・アンドラ
9 位    -4         ベルンハルト・ランガー
9 位    -4         ピーター・ファウラー
12  位 -3         ケビン・サザーランド
12  位    -3         ジェフ・スルーマン
14  位    -2         トム・レーマン
14  位    -2         デビッド・フロスト
14  位    -2         スティーブン・ドッド
14  位    -2         スコット・ダンラップ

 

さて、今日は他のツアーの結果もまとめてご紹介します。

まずは、RBCカナディアンオープン。

三日目終わって首位の、スネデカーがスコアを伸ばせず5位。ダスティン・ジョンソンは、3つ縮めるも、惜しくも一打差の2位。優勝は最終日に8つ縮めたジョナサン・ベガスだった。
ジョナサン・ベガス?聞いたことない選手でした。
世界ランクは203位。米国賞金ランキング81位。フェデックスポイントランキング77位という、今回初優勝の選手?

まだまだ捨てたモンじゃありませんよね。こうした選手が出てきて、ポンと優勝して億金を掻っ攫っていくのですから、まさにドリームですよね。

優勝賞金は、106万2千ドル(約1億1千万円超)飛びぬけていますね。
ちなみに2位のダスティン・ジョンソンでさえも44万ドル約4600万円ですから。メジャーでなくてもレギュラーツアーでも稼ぎますよね。

上位の結果は次の通りです。

1 位    -12       ジョナサン・ベガス
2 位    -11       ダスティン・ジョンソン
2 位    -11       マーティン・レアード
2 位    -11       ジョン・ラーム
5 位 -10       ブラント・スネデカー
5 位 -10       アレックス・チェイカ
5 位    -10       スティーブ・ウィートクロフト
5 位    -10       リッキー・バーンズ
9 位     -9        ジャーレッド・デュトワ(アマチュア)
9 位     -9        マット・クーチャー
9 位     -9        ベン・クレーン
9 位     -9        ジェフ・オギルビー
14  位     14       ジェイソン・デイ

 

国内の、センチェリー21レディースゴルフトーナメントは、超接戦のすえアン・ソンジュの大会連覇となりました。

またしても勝てなかった、木戸愛。2週連続で一打差の2位。しかも2週とも、18番までもつれこんでの優勝逃し。

今回は、最終18番で、木戸、菊地、アン・ソンジュの3人が-8で並ぶ展開。14番までは木戸が-9と一つ抜け出していて、これで今週はいけるかなと思ったのですが15番でダブルボギーで、2位へ後退。プレシャーか、それとも心臓の弱さか。しかし、今回はがんばりました。続く16番で、グリーンエッジから執念のバーディー。

最後の18番は、アン・ソンジュの第二打がピン左80センチにつけられる。菊地は第二打グリーンオーバーで、第三打のアプローチが、カップ手前で右に切れて入らずパー。木戸の第二打は、カップ手前5メートル。これを外してパー。という結果でした。

終了後、泣きながら練習グリーンで5メートルのパットを何度も何度も練習していた木戸愛。次は勝てるよね。

ただ、木戸のほうが体格は大きくてスイングもフラットなのに、小柄な菊地やアン・ソンジュよりも飛ばないのは、やはり持ち球がフェードボールのせいでしょうか?

18番では、アン・ソンジュにドライバーで35ヤードもはなされていました。

優勝賞金は、1440万円。2位の木戸と菊地は632万円でした。

上位の結果は次の通りです。

1 位     -9         アン・ソンジュ    207     ¥14,400,000
2 位     -8         木戸 愛               208     ¥6,320,000
2 位     -8         菊地 絵理香          208     ¥6,320,000
4 位     -7         成田 美寿々          209     ¥4,800,000
5 位     -5         全 美貞               211     ¥3,333,333
5 位     -5         森田 遥                  211     ¥3,333,333
5 位     -5         O. サタヤ              211     ¥3,333,333
8 位     -4         シエラ・ブルックス    212     ¥0 (アマチュア)
8 位     -4         笠 りつ子              212     ¥2,000,000
8 位     -4         福嶋 浩子              212     ¥2,000,000
8 位     -4         下川 めぐみ          212     ¥2,000,000
12  位  -3         金田 久美子          213     ¥1,352,000
12  位  -3         香妻 琴乃              213     ¥1,352,000
12  位  -3         青山 加織              213     ¥1,352,000
12  位  -3         藤田 光里              213     ¥1,352,000

 

もうひとつ国内。男子トーナメントはあまり興味がないんだけど・・・。

ダンロップ・スリクソン福島オープンの結果です。

優勝は、時松隆光。すいません、よく知りませんでしたが、この試合、2日目の2位以外は首位を走る。三日目・最終日はほぼ独走状態での、ほぼ完全優勝でした。

優勝賞金は1000万円。4日間トーナメントで女子よりも優勝賞金が少ない試合でした。

上位の結果は次の通りです。

1 位    -25         時松 隆光          ¥10,000,000
2 位    -22         岩本 高志          ¥5,000,000
3 位    -20         小田 孔明          ¥3,400,000
4 位    -19         薗田 峻輔          ¥2,400,000
5 位    -18         周 興喆           ¥2,000,000
6 位    -17         任 成宰           ¥1,800,000
7 位    -16         大堀 裕次郎       ¥1,528,333
7 位    -16         増田 伸洋          ¥1,528,333
7 位    -16         稲森 佑貴          ¥1,528,333
10  位    -15         チャン キム      ¥1,160,000
10  位    -15         小田 龍一          ¥1,160,000
10  位    -15         海老根 文博       ¥1,160,000
10  位    -15         韓 承洙           ¥1,160,000

 

最後にもうひとつ、

イリノイ州にあるメリットクラブで行われている8カ国・地域代表の対抗戦「ULインターナショナルクラウン」の4日目、決勝のシングル戦進出を懸けたプレーオフが、日本、タイ、中国の3カ国計6人によるサドンデスのベストボールマッチで行われ、1ホール目の16番(パー5)で渡邉彩香がただ1人のイーグルを奪い、日本が決勝進出を決めました。

そして、シングルス・マッチプレーでの4試合。日本から出場の、第一試合、鈴木愛が2&1で敗退。第二試合、宮里美香は3&2で敗退。第三試合、野村敏京は韓国のエイミー・ヤンを3&2で下すと、第四試合では渡邉彩夏がホーリークライバーンを1UPで下し、日本の2勝目となりました。

 

さて、今週は最後のメジャー、全米プロ選手権がありますし、女子には全英リコー女子オープンがあります。

 

まだまだ目を離せない大会が続きますね。

また寝不足です。

がんばれ!日本!

 

 

全英シニアオープンゴルフ 2016 三日目 井戸木は?

全英シニアオープンゴルフも三日目が終了しました。

前日トップに躍り出た、井戸木鴻樹の結果は?

 

残念ながら、井戸木は、三日目に77を叩いてしまい、首位陥落。通算−2で、18位に後退しました。後半の4連続ボギーが痛かった。

この日トップに立ったのは、ミゲル・A・ヒメネスヒメネスは、7アンダーをマークして、通算−11で2位を4つはなしてトップに。

主な結果は次の通りです。

1位  −11 ミゲル・A・ヒメネス 

2位  −7  ポール・ブロードハースト

2位  −7  ウェスショート・ジュニア

2位  −7  トム・バイラム

2位  −7  ジョー・デュラント

6位  −6  スコット・キャメロン

16位 −2  井戸木鴻樹

36位 +2  トム・ワトソン

60位 +7  ジョン・デイリー

69位 +11 崎山武志

 

さて、RBCカナディアンオープンも三日目が終了しました。

主な結果は次の通りです。

1位  −9  ブラント・スネデロー

2位  −8  ダスティン・ジョンソン

2位  −8  ジャーレッド・ヂュトワ(アマチュア)

28位 −2  ジェイソン・デイ

68位 +3  岩田寛

 

国内のトーナメントも面白くなってきました。

センチェリ−21レディースでは、木戸愛がツア−2勝目をかけて頑張っています。

個人的には、香妻琴乃や金田くみこも応援しています。共に優勝すれば初優勝ですからね。

明日は、最終日の模様と優勝賞金についてお知らせいたします。

頑張れ!日本のゴルファー達!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

全英シニアオープンゴルフ 2016 日本人がトップに

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    (井戸木鴻樹:バンカーからチップインバーディーの瞬間)

全英シニアオープンゴルフ2日目、日本人がトップに並びました。

その人は、井戸木鴻樹。前日-2で9位からにスタート、7バーディー2ボギーの67で通算-7の首位に立ちました。もうひとりの首位は、ジョー・デュラント。

いやあ、いいですね、日本人が首位に立つと、ゴルフも熱中している甲斐がありますね。また、寝不足になってしまうのですが。

上位陣と主な選手の順位は次の通りです。

1T         -7         井戸木 鴻樹           
1T         -7         ジョー・デュラント           
3T         -6         オリン・ブラウン        
3T         -6         イェスパー・パーネビック         
3T         -6         ピーター・ファウラー           
3T         -6         トム・バイラム        
3T         -6         カルロス・フランコ           
8T         -5         マーク・オメーラ       
8T         -5         マグナス・ピア・アトレビ       
8T         -5         スコット・マキャロン             
11T       -4         ブラント・ジョーブ         
11T       -4         トム・レーマン        
11T       -4         ミゲル・アンヘルヒメネス          
11T       -4         ウェス ショート・ジュニア          
15T       -3         ケビン・サザーランド        
15T       -3         ポール・ブロードハースト          
15T       -3         バリー・コンサー            
18T       -2         ウッディ・オースチン       
18T       -2         ベルンハルト・ランガー         
18T       -2         ロジャー・チャップマン        
18T       -2         カール・メイソン
------------------------------------------------------------------

32T        E         イアン・ウーズナム
39T      +1         ジョン・デイリー
44T      +2         ジェフ・マガート
44T      +2         トム・ワトソン
44T      +2         マーク・カルカベッキア  
44T      +2         ジェフ・スルーマン
57T      +3         崎山 武志    

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以下予選落ち

72T      +5         クレイグ・スタドラー
80T      +6         室田 淳
91T      +7         サンディ・ライル
125T    +12       友利 勝良
127T    +13       大井手 哲
127T    +13       ジャン・バンデベルデ
135      +14         須貝 昇    


実は井戸木鴻樹は、2013年全米シニアプロ選手権にてメジャーを勝っているんですね。
海外シニア2つ目を狙って、決勝ラウンドに入ります。

日本人は、もうひとり崎山武志がギリギリ頑張って予選通過を果たしました。

トム・ワトソンが44位と頑張っているのはお見事です。

まだまだ頑張ってもらいたいですよね。ジャック・ニクラウスとトム・ワトソンに憧れてゴルフを始めた私としては、彼の名がスコアボードから消えていくのは寂しい限りです。

そして、残念!ジャン・バンデベルデ!彼がカーヌスティで敵を討つ日は、もはやないかもしれません。 

さて、カナダで開催のRBCカナディアンオープンは、好調のダスティン・ジョンソンが通算-7で首位をキープしております。
岩田寛は、通算-1で31位タイ。ジェイソン・デイは、通算+1で47位タイ。
ジャスティン・レナード、ダニエル・サマーヘイズは予選落ちとなりました。

国内では、センチュリー21レディーズトーナメントが伊豆大仁カントリークラブにて初日を迎えました。先週から好調の木戸愛が-6で断トツのトップに立っております。

国内女子のトーナメントも好きで良く見ていますが、男子トーナメントに比べて華があっていいですよね。男子にもスーパースターが現れると活気付くんですけどね。

ちなみに初日の上位の結果は次の通りです。

1         -6         木戸 愛        
2         -3         若林 舞衣子     
2         -3         青木 瀬令奈        
2         -3         O・ サタヤ             
5         -2         表 純子       
5         -2         福田 裕子             
5         -2         青山 加織        
5         -2         全 美貞        
9         -1         飯島 茜         
9         -1         笠 りつ子            
9         -1         菊地 絵理香           
9         -1         香妻 琴乃        
9         -1         金 ソヨン       
9         -1         シエラ ブルックス        
15        E         金田 久美子        
15        E         葭葉 ルミ       
15        E         藤田 光里       
15        E         松森 彩夏       
15        E         新海 美優       
15        E         福嶋 浩子       
15        E         ジョン・ジェウン

個人的には、香妻 琴乃にそろそろ優勝させてあげたいんですが・・・。

また、紹介いたしますね。

頑張れ!日本!    

(画像:EuropianTour Official Partner ROLEX)

 

全英シニアオープンゴルフ2016 始る 初日の行方と優勝賞金

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今月はメジャーが目白押しです。
つい先日、全英オープンが終わったかと思ったら、今週は全英シニアオープン、来週は、全英リコー女子オープンと全米プロ選手権の2つ。月初の全米女子オープンを入れると、メジャー大会だけで5つもあるのがこの7月なんですね。

さて、昨日21日から、全英シニアオープンが、あのカーヌスティ・ゴルフリンクスで始りました。

優勝候補の筆頭は、ベルンハルト・ランガーですが、ミゲル・A・ヒメネスやマーク・オメーラなども頑張っていますよね。
日本人選手も、6人が出場している全英シニアオープン、私の世代だとこちらの選手たちのほうが、PGAレギュラーツアーの選手達よりも思い入れがあるので、頑張って紹介して行きたいと思います。

 

では、初日の上位陣と気になる選手の結果です。全長7345ヤード、パー72.

1     -     -4         ウッディ・オースチン     
2T     -     -3         トム ・バイラム        
2T     -     -3         スコット・マキャロン          
2T     -     -3         カルロス・フランコ          
2T     -     -3         ジョー・デュラント
2T     -     -3         エステバン・トレード          
2T     -     -3         マーク・オメーラ           
2T     -     -3         ピーター・ファウラー     
9T     -     -2         マグナス・アトレビ           
9T     -     -2         トム・パーニス Jr.            
9T     -     -2         ブラッド・ファクソン             
9T     -     -2         ミゲル・A・ヒメネス             
9T     -     -2         ウェス ショート・ジュニア            
9T     -     -2         ゲーリー・マークス    
9T     -     -2         バリー・コンサー      
9T     -     -2         井戸木 鴻樹             
9T     -     -2         イェスパー・パーネビック       
9T     -     -2         スティーブン・ドッド    
19T     -     -1         デビッド・フロスト    
19T     -     -1         ベルンハルト・ランガー    
19T     -     -1         ブランダン・マクガバン    
19T     -     -1         ジム・カーター     
19T     -     -1         ビリー・アンドラ
24T     -     E          ジョン・デイリー
40T     -     +1         トム・レーマン         
40T     -     +1         イアン・ウーズナム            
40T     -     +1         ジェフ・スルーマン 

52T  -     +2         ジェフ・マガート
73T     -     +3         崎山 武志
88T     -     +4         大井手 哲
88T     -     +4         トム・ワトソン            
88T     -     +4         コリン・モンゴメリー  
103T     -     +5         室田 淳
103T     -     +5         サンディ・ライル
127T     -     +7         須貝 昇
134T     -     +9         友利 勝良
140     -     +11         ジャン・バンデベルデ

トム・ワトソンがまだシニアツアーで頑張っているのは、嬉しいですよね。

また、注目は、140位ですが、シニアでカーヌスティに挑む、ジャン・バンデベルデ。
1999年カーヌスティの悲劇の主人公です。個人的には、彼にシニアであってもカーヌスティで勝たせたいですね。

賞金総額、200万ポンド。

 

さて、レギュラーツアーのほうも忙しいスケジュールになっていますが、今週はイギリスからカナダに舞台を移して、RBCカナディアンオープンが、オンタリオ・オークビルのグレン・アビーゴルフコースで開催されています。

昨年は、ジェイソン・デイが優勝、今年は、今好調のダスティン・ジョンソンが初日を終えて-6で首位にたった。ジェイソン・デイは-3の11位タイ。唯一日本人出場の岩田寛は+3で97位タイ。

来週は、リオデジャネイロ・オリンピックの影響で、開催が早まった全米プロ選手権があるというのに、つい先日まではスコットランドで戦っていたと思ったのに、プロは凄いですよね。

カナディアン・オープンの優勝賞金は、104万4千ドル。レギューツアーでは異常な高額賞金ですね。これなら、体力の続く限り、出場しますよね。

まだまだ活況のゴルフ、やめられません!
頑張れ、日本!

(画像引用:TodaysGolfer)

 

全英オープン2016最終日 詳細と優勝賞金

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(画像:GDO)

始まりました。全英オープン2016最終日。ミケルソンとステンソンの一騎打ちの戦いとなりました。
今回はホールバイホールでお届けします。天候は曇り時々晴れ、風は5mくらいの海からの風といういいコンディションです。

No1 パー4
第一打 ミケルソン、アイアンでFWセンターに。ステンソン、アイアンでFW右サイド。
第二打 ミケルソン、ピン手前50センチにオン。ステンソン、ショート グリーン手前に。
第三打 ミケルソン 50センチを決めてバーディー。ステンソン ピン手前2m残しパーパットを外してボギー。
首位と2位が入れ替わる。

No2 パー4
第一打 ミケルソン、アイアンでFW左サイドに。ステンソン、アイアンでFWセンター。
第二打 ミケルソン、グリーンを大きく手前に外す。ステンソン、ピン左5mにオン。
第三打 ミケルソン、バンカー越えのアプローチショット、カップをなめてパー。
    ステンソン、5mを入れてバーディー。共に−12で首位に並ぶ。

No3 パー4
第一打 ミケルソン、アイアンで右のラフ。ステンソン アイアンでセンターへ。
第二打 ミケルソン、ピン右3mへオン。ステンソン ピン左7mにオン。
第三打 ミケルソン、外してパー。ステンソン 軽いフックラインを入れてバーディー。
首位ステンソン−13、2位ミケルソン−12。

No4 パー5
第一打 ミケルソン、ドライバーでFWセンターへ。ステンソン、スプーンでFWセンター。
第二打 ミケルソン、ナイスオン右奥3m。ステンソン 残242ヤードをグリーンぎりぎりまで。
第三打 ミケルソン、3mを決めてナイスイーグル。12年前の最終日と同じ4番でイーグルを取る。
    ステンソン、残20mを右1mに。第四打で入れてバーディー。
二人とも−14で首位に並ぶ。

No5 パー3 風が強くなってきました
第一打 ミケルソン、グリーンセンターへオン。ステンソン、グリーン手前に。
第二打 ミケルソン、カップ10センチショートでパー。
    ステンソン、オーバーするが残50センチを決めてパー。

No6 パー5
第一打 ミケルソン、アイアンでFWセンターに。ステンソン、ドライバーでFW右サイド。
第二打 ミケルソン、3WでFWセンターへ。 ステンソン、アイアンでFW右サイドへ。
第三打 アプローチ、ミケルソン手前から2バウンドでピン手前2mに。
          ステンソン奥からバックスピンでピン奥1mに。
第四打 共にバーディー。攻め方が両者で全く違うホールでした。
共にバーディーで−15、両者首位。

No7 パー4
第一打 ミケルソン、Dで右に外す。ステンソン、アイアンでFWセンターに。
第二打 ミケルソン、ラフからグリーン奥へ。ステンソン、ウエッジでフルスイングピン手前2m。
第三打 共に外してパー。

No8 パー3 名物ホール 
第一打 ミケルソン9番で、ピン左2mにオン。ステンソンPWで、ピン手前3mにオン。
第二打 ミケルソン惜しくも左へ外してパー。ステンソンナイスバーディー。
ステンソンのパットで飛行機が頭上を飛び爆音を響かせるが、物ともせずにバーディーだった。
ミケルソン、−15で2位。ステンソン、−16で首位。

No9 パー4
第一打 ミケルソン、アイアンでFWセンター。ステンソン、アイアンで右ラフ、ファーストカットへ。
第二打 ミケルソン、右手前3mにオン。ステンソン、7番アイアンでピン手前5mに。
第三打 ミケルソン、右に30センチ外してパー。ステンソン、右に1m外してパー。

No10 パー4
第一打 ミケルソン、3Wで右のラフ。ステンソン、3WでFW右サイドへ。
第二打 ミケルソン、ラフからナイスオン、ピン左奥へ。ステンソン、右手前ピン5mに。
第三打 ミケルソン、残4mをバーディー。ステンソン、残5mをバーディー。

No11 パー4 レイルウエイ
第一打 ミケルソン、DでFWセンターへ。ステンソン、3WでFW左のラフ。
第二打 ミケルソン、196Y6番でピン一直線だが、ピン奥に溢れる。
    ステンソン、グリーン手前にオン。残10m。
第三打 ミケルソン、奥から右に80センチ外してパー。
    ステンソン、弱く手前に2m。これを外して今日2つ目のボギー。
共に−16で並ぶ。

No12 パー4
第一打 ミケルソン、アイアンで右のラフ。ステンソン、アイアンでFWセンター。
第二打 ミケルソン、ひっかけて右の小山のラフに。ステンソン、ピン手前7mに。
第三打 アプローチで5m残す。ステンソン、7mを惜しくも外してパー。
第四打 ミケルソンが決めてパー。
依然共に−16。

No13 パー4
第一打 ミケルソン、Dで完璧なショット、FWセンターへ。ステンソン、Dで左ラフのファーストカットへ。
第二打 ミケルソン、ピン手前右5mにオン。ステンソン、ピン右8mにオン。
第三打 ミケルソン、カップ2センチ外してパー。ステンソン、カップをかすめてパー。

No14 パー3
第一打 ミケルソン、ピンの真横7mにオン。ステンソン、ピンの左5mにオン。
第二打 ミケルソン、右に切れてパー。ステンソン、フックラインを決めてバーディー。
ここで、ステンソン−17、ミケルソン−16になる。

No15 パー4 499ヤード最長パー4
第一打 ミケルソン、DでFWセンターへ。ステンソン、3WでFWセンターに。
第二打 ミケルソン、ピン手前7mにオン。スレンソン、グリーンを右に外してエッジに。
第三打 ミケルソン、右に切れてパー。ステンソングリーン外からパットでナイスインバーディー。
ステンソン−18、ミケルソン−16の本日初めて二打差に。

No16 パー5
第一打 ミケルソン、アイアンでFW右に。ステンソン、アイアンでFW左に。共にクリーク手前に。
第二打 ミケルソン、3Wでグリーン手前からナイスオン。グリーン左の深いラフへ。
第三打 ミケルソン、残10mを惜しくも2センチ残してバーディー。ステンソンは、完璧なアプローチでピン奥1、5m。
第四打 ステンソン、残1、5mを決めてバーディー。
ステンソン、−19。ミケルソン−17。

No17 パー3 221Y
第一打 ミケルソン、グリーンを左に外す。ステンソン、セーターをぬいでスーパーショットベタピン。
第二打 ミケルソン、打ち上げのアプローチ、土手に当たって、残4m。これをねじ込んでパー。
    ステンソンは、惜しくも左にはずしてパー。

No18 パー4 458Y
第一打 ミケルソン、3WでFWセンター。ステンソン、3Wでフェアウエイ右のフェアウエイバンカー手前50センチに。
第二打 ミケルソン、ピン手前10mに。ステンソン、ピン左手前5mにオン。
第三打 ミケルソン、フックラインを30センチ残して、パー。−17。
    ステンソン、最後のパットもねじ込んでバーディー。−20でフィニッシュ。

優勝は、ヘンリック・ステンソン、−20。これは、全英オープン最少スコアの更新となった。
しかし、ヘンリック・ステンソン40歳とフィル・ミケルソン46歳の2人の最終日だった。
この2人の精神力は、とてつもないものだった。
最後のパットは、神様が入っていいよと言わんばかりのパットだった。
ちなみに第3位は−6だった。

優勝賞金は、117万5千ポンド。

もの凄い勝負を見せてもらいました。これぞメジャーでした。

全英オープンゴルフ 2016 三日目

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日本勢が2人になってしまった全英オープンですが、残念な反面見所も絞られてきて、それはそれで面白い展開になっていました。

さて、三日目は、天候の悪さ、時おり降る雨と風、加えて寒さに翻弄される選手達でした。

結果としては優勝は、フィル・ミケルソンとヘンリック・ステンソンの一騎打ちの模様になってきた。

三日目は、ミケルソンの3バーディー2ボギーで-11、ステンソンが5バーディー2ボギーで-12。首位は交代したが、3位のビル・ハースは-6なので、四日目に爆発する選手が出てこない限りは、この二人の争いとなろう。

池田勇太は、パットが入らず、ずるずるとスコアを落としていく。後半は見ていて、もうプレイするのが辛いんじゃないかと思うほどでした。。

もしフィル・ミケルソンが優勝することになると、46歳での優勝となるため、全英オープンのメジャー最年長優勝記録となります。

本人は、2013年のミュアフィールドで全英オープンを初制覇することになりますが、面白いことにこの時の2位がヘンリック・ステンソン。
ステンソンにしては、3年前に残してきたクラレットジャグ(優勝トロフィー)を取り返すチャンスが来たということですが、ミケルソンも当然譲るつもりはありません。

2013年のスコアは、ミケルソンが唯一のアンダーパー、-3で優勝。2位のステンソンはevenで2位でした。

今年はステンソンがほんの一歩だけリードしていますが、さて最終日はどうなるでしょうか?

ローリー・マキロイが、この日の16番でブチ切れました。ティーショットを3Wでミスショットすると、怒りに任せて3Wを放り投げ、3Wはヘッドとシャフトが分離してしまいました。その気持ちも良く分かるコンディションとラウンドでした。
最近では、怒りに任せてクラブを叩きつけたり折ってしまうのは、あまり見られなくなりましたね。一時は、悪童ジョン・デイリーの得意技のようでしたが。

三日目の上位の成績は、

1位 ヘンリック・ステンソン  -12
2位 フィル・ミケルソン    -11
3位 ビル・ハース         -6
4位 アンドリュー・ジョンストン  -5
5位 J・Bホームズ        -4
6位 スティーブ・ストリッカー   -3
6位 トニー・フィナウ       -3
6位 ソレン・ケルドセン      -3   

 

最終日が楽しみですね。

(画像転載:GDO)

全英オープンゴルフ 2016 日本人選手全滅? 二日目

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全英オープンの二日目は、初日とは打って変わって波乱の一日となりました。
日本人選手は全滅?とまでは行かなかったにせよ、8人中6人が予選落ち、松山英樹も予選落ちとなりました。

前日トップのフィリ・ミケルソンは貫禄のゴルフで二日目も-2、トータル-10でトップを走る。前日12位だったヘンリック・ステンソンがこの日ベストの65で周り、トータル-9で2位に。

その他、気になる選手では、ザック・ジョンソンがこの日-1、トータル-5で5位。
セルヒオ・ガルシアが-1、トータル-4で6位。
マット・クーチャーが-3、トータル-3で11位。
ダスティン・ジョンソンが-2、トータル-2で15位。
ロリーマキロイがeven、トータル-2で15位。
ジャスティン・ローズが+6、トータル+3で58位。
ジョーダン・スピースが+4、トータル+4で67位。
バッバ・ワトソンが+5、トータル+4で67位。

というところでしょうか。

なお、予選落ちしていますが、マーク・カルカベッキアやビジェイ・シン、アーニーエルス、ジョン・デイリー、サンディ・ライルなどの懐かしい名前があることには、なにか嬉しい気持ちになりますね。(過去の成績からの出場権で出ているのでしょうけど)

さて、日本人で残ったのは、池田勇太と市原弘大の2人だけ。池田勇太はバーディーなしの+3、トータルevenの27位。市原弘大は、バーディーも3つあったが、ボギーが9つの+6、トータル+4で67位。ともに初日に貯金できたからなんとか二日目残ったという展開でした。

初日と同じペアリングで二日目を周ることになるのだが、スタート順は初日の反対となる。初日に午前中早い組で周ると、二日目は遅いスタートとなります。
二日目は総じて早い組のほうがいいスコアが出たようです。実際、いいスコアを出した選手、-6を出したヘンリック・ステンソンは、二日目は9:14スタート。-5を出したチャール・シュワッツエルは、7:52スタート。-3を出した、ソレン・ケルドセン、キーガン・ブラッドリー、マット・クーチャーらもそれぞれ、7:41、9:47、8:14のスタートでした。午後の遅いスタートの選手は軒並みスコアを落とす展開に。

さて、予選落ちした日本人の様子を見てみよう。

松山秀樹は、5番のバーディーで波に乗るかなとも思ったのですが、続く6番でボギー。8番のショートでボギーを打つと、インに入ってからはズルズルと後退、ともかくパットが入らなかった。

谷原秀人も、同じような展開。3番でバーディーを取ると、いけるかなと思わせたが、4番5番、7番8番、10番11番と連続ボギーで、精神を削られていく展開に。

今平周吾は、3番でダブルボギーを叩くが、4番・7番でバーディーを取りスコアを戻した直後の8番ショートホール。ここに命運がかかっていた。ポステージ・スタンプの罠にひっかかりトリプルボギー。結局バーディーも4つ取るものの、ダブルボギーが3つ、トリプルボギーを1つ叩いてこの日だけで+9。魔の8番になった。

宮里優作は、前日のお返しとばかりに、8番ではバーディーを奪うものの、4番のダブルボギーが響く。この日は+2だったが初日が悪かったため、予選落ち。

塚田陽亮は、ずるずると元気なく後退。

小平智は、2番でバーディー、8番でもバーディーを奪うがあとはズルズルと後退。

なんとも、残念な日本人選手でした。決勝に残った2人には、是非スコアを伸ばしていい成績を残してもらいたいですね。

なお、三日目からは、2人一組、スコアの低いものから周ることになる。天候に大きくスコアが左右されるこのコース。

本日の展開も目が離せません。

(画像引用:ALBA)

全英オープンゴルフ 2016 日本人選手の行方 初日

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始りましたね、全英オープンゴルフ。初日は風も緩やかで絶好のスコアメイクの日になりました。こうゆう日にきちんとスコアを伸ばす、他の日は耐えるというゴルフがしっかりとできる人がいい結果を残せるのでしょうね。

さて各選手のスコアを見てみると、初日首位は、ダンとつでフィル・ミケルソンー8でした。8バーディー、ノーボギーの63は、メジャー大会でのロースコア記録に並びました。

実は、ロースコア(最小ストローク)記録は惜しかったんです。最終18番で第二打をピン右奥、5.5mにつけると、その期待は一気に加速しました。第三打のバーディーパットは、カップのふちをくるりと回って入らずにパー。かなり悔しい一打となったのでしょうね。
ロースコアは、青木功プロも1980年開催ミュアフィールドの第三ラウンドで63をマークしているんですね。

さて、ミケルソンと言えば、今年の5月に100万ドルの利益を自ら放棄したばかり。
2012年株式のインサーダー取引(疑惑)で93万ドルの利益を得るも、その後の追及で今年の5月に経過利息分を含む103万ドル強を返納したという経緯がある。
ミケルソンは訴追されなかった(罪にはならなかった)が自ら疑惑を消すためにも利益に利息をつけて返したということだ。

初日の-8は、返した1億円をさらに取り返す勢いだ。

日本人選手の成績は、

池田勇太、今平周吾が-3、前半で安定したゴルフ、後半で守ったという展開でスコアを伸ばして12位タイ。同じスコアにヘンリック・ステンソン、セルヒオ・ガルシアがいる。

市原弘大は、-2の22位タイ。同スコアにロリー・マキロイがいる。自分の名前が有名選手と同じスコアボーの位置に並んでいることに、やや興奮気味だ。

注目のダスティン・ジョンソンとジョーダン・スピースはともにEVENの51位タイ。

松山英樹谷原秀人は、やや出遅れ感のある+1で75位タイ。松山はフェアウイをはずしたのがたった一度であるにもかかわらず、オーバーパーであることに不服のよう。
予選通過ラインが70位タイであることを考えると、二日目の巻き返しは必須だ。

塚田陽亮+3、小平智+5、宮里優作+6と出遅れた。
宮里は、あの8番のショートホールで、第一打を右の岡のラフに、アンプレアブルで第三打が反対側のバンカーへ、バンカーで2つ叩いて、5オン2パットの7を叩いてしまったのが痛かった。

上位の成績は次の通り。

 1位 フィル・ミケルソン    -8
 2位 パトリック・リード    -5
 2位 マーティン・カイマー   -5
 4位 ジャスティン・トーマス  -4
 4位 スティーブ・ストリッカー -4
 4位 ビリー・ホーシェル    -4
 4位 トニー・フィナウ     -4
 4位 ソレン・ケルドセン    -4
 4位 アンディ・サリバン    -4
 4位 ザック・ジョンソン    -4
 4位 キーガン・ブラッドリー  -4
  12位 ジャスティン・ローズ   -3
  12位 池田勇太         -3
  12位 今平周吾         -3
  22位 市原弘大         -2
  75位 松山英樹         +1
  75位 谷原秀人         +1
110位 塚田陽亮         +3
134位 小平 智         +5
141位 宮里優作         +6

さて、大会二日目は早くも雨の天気予報。加えて風が吹くと、とんでもないコースに変わるので、二日目が見逃せない。

予選を通れ、松山・谷原!

頑張れ日本!

(画像引用:GDO)