スポーツ選手の横顔

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全米オープンゴルフ 2016 優勝者はこの人

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第116回全米オープンゴルフが、6月16日からアメリカペンシルバニア州ピッツバーグ郊外のオークモントCCにて開催されます。

そこで、気になる今年の優勝者ですが、現在の世界ランキングから、平均飛距離、FWキープ率、それにサンドセーブ率を加えた3つの視点から予測しました。

すると・・・、今年の優勝者は、ズバリ、「ジャスティン・ローズ」ですね。

彼の今年の状況は、平均飛距離18位、FWキープ率89位、サンドセーブ率4位。

 

全米オープンと言えば、まず飛距離が出ないと勝てません。

同カントリークラブで2007年に行われた全米オープンでは、セッティングにおいて、史上最長のパー3:288ヤードとか、パー5:667ヤードというのがありました。

ロングヒッターでなければ、とても勝てないコースです。

しかも、このオークモントカントリークラブはバンカーが有名。

特に3番と4番の間に横たわる、前長100ヤード・幅40ヤードの【教会の椅子】と呼ばれるバンカーや多くのフェアウェイバンカーをどう制するかにスコアがかかってきます。

だから、重要なのがFWキープとバンカーからのセーブということになりそう。

と考えると、飛距離、FWキープ、バンカーセーブのバランス的にもいいのがジャスティン・ローズ選手と言うことになりました。

オークモントカントリークラブは今までの開催地の中でも最も難しいコースと言われています。名門コースランキングでは世界8位、コースレートはチャンピオンティからだと77.5です。

2007年大会優勝のアンヘルカブレラ選手の優勝スコアが5オーバーでしたから、難しさもうなずけますね。


オークモントカントリークラブで行われた全米オープンの歴代優勝者を見てみると、

 

2007年 アンヘルカブレラ

1994年 アーニー・エルス

1983年 ラリィ・ネルソン

1973年 ジョニー・ミラー

1962年 ジャック・ニクラウス

1953年 ベン・ホーガン

1935年 サム・パークス

1927年 トミー・アーマー

 

過去の優勝者を見ても、どれも超一流の選手ばかり、ここに名を刻むことはプロゴルファーにとっては最高の名誉なのです。

 

さあ、誰もが夢見る最高の舞台、全米オープンで優勝するのは?

 

頑張れ、松山!