スポーツ選手の横顔

スポーツで活躍している選手の横顔に迫ります

全英オープンゴルフ 2016 優勝者

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全英オープン 2016 が3週間後に迫りました。今年は日本人選手も数多く出場しますが、是非頑張ってもらいたいものです。松山英樹谷口徹には全米オープンの屈辱を果たしてもらいたいですね。

さて、全英オープンの優勝者の下馬評は早くも、ダスティン・ジョンソンの名前を挙げていますが、さてさてどうなるか?

 

で、この歴史ある全英オープンの第一回の優勝者はウィリー・パーク、第二回の優勝者はトム・モリスSrというゴルファーでした。このトム・モリスSrはどうゆう人かというと、セント・アンドルーズのグリーンキーパーを勤めていた人。

当時のゴルフコースのグリーンのカップは、土に穴を掘ってホールにしていただけ。それではすぐに崩れていくため、ホールの大きさがドンドン大きくなっていく。後から来た選手のほうが穴が大きくなっていて、入り安かったりして・・・。そのとき、この
トム・モリスSrが、倉庫にあるパイプを持ってきて、短く切ってホールに埋めたところピッタリとはまったそうです。そのサイズが108mmでその後のカップの大きさとなって現在に引き継がれました。

 

このトム・モリスSrは、コース設計家としても有能で、全英オープン開催コースの一つである「ミュアフィールド」をデザインしました。ミュア・フィールドと言えば、帝王ジャック・ニクラウスが惚れ込んだコース。自身も最初の全英オープンを制したコースですが、アメリカに自分でミュアフィールド・ゴルフビレッジを作ってしまうほど。

 

さて、1860年の第一回から1872年の第十二回大会まで(1871年は中止)ウイリー・パークとトム・モリスSr、そしてトム・モリスSrの息子のトム・モリスJrで優勝を分け合っていました。開催コースは全てプレストウィックゴルフクラブ。

今回の画像は、プレストウィックで決めてみました。

(画像:The Old Course Experience)