全英オープン2016 ウインブルドンの謎
(画像転載:共同通信)
このウインブルドンにまつわる謎を紹介します。
今回は、何故ウインブルドンだけが白いウエアでなければならないのか?について。
簡単に「大会規定だから」「テニスクラブの規定だから」と言ってしまえばそれまでですが、どうしてそうなったのかについてちょっと紹介しますと、
昔テニスは貴族のスポーツでした。彼らはテニスをする際、神聖なスポーツであると言うことから「白」い衣装でプレイしたのです。
そんなテニスというスポーツが、大会となった1884年の第一回ウインブルドン。
この大会での初代女子シングルスの王者、モード・ワトソンが白のロングドレスでプレーしていたことが、ウインブルドンの規定の起源となっているそうです。
また、ウインブルドンの会場であるオールイングランド・ローンテニスアンドクローケークラブの規定が、ウエアは白を着用するというものでもあったため、相まってウインブルドンの規定になったのですね。
規定では、「ウエアとシューズの8割以上が白であること」とされています。
その規定に従ってか、テニスボールも1980年台半ばまで白だったそうです。覚えてないなぁ。
「白であれば文句はないでしょう?」と色が白でも奇抜なデザインで出場する選手もいましたが、2000年くらいまでは、結構デザインにも厳しかったようです。
最近では、7分丈パンツやノースリーブでもOKとやや緩くなってきましたね。
さて、今夜は錦織圭の二回戦です。相手はジュリアン・ベネトー、ノープロブレムの相手ですが、anyway,頑張れ錦織圭! ダニエル太郎は残念でした!