全英オープン 2016 ジョコビッチ敗れる
(AP通信)
もう一つの全英オープンは既に始っていますが、日本勢では男女ともに準々決勝に進みましたね。錦織圭の対戦相手は、あのチリッチ。2014年全米オープン決勝で、日本人初のメジャー制覇を阻んだことで、有名(悪役?)となりました。
さて、メジャーの借りはメジャーで返す、と錦織圭には頑張ってもらいたいところですが、あの大会以降チリッチとは2度対戦していて2度とも勝っているんです。だからこそ悔やまれる全米オープンでした。
今年は、女性も頑張っています。4大大会初のベスト8入りを賭けた世界ランク49位の土居美咲は同ランク4位で今年の全豪オープンの覇者アンゲリク・ゲルバーと対戦する。
対戦は、ともに、4日のNo2COURTで、第一試合が土居美咲、第二試合が錦織圭となる。第一試合スタートは午後7時半(日本時間)。
さて、ウインブルドンですが、波乱が起きました。あの絶対王者ジョコビッチが敗れたのです。ジョコビッチは大会3連覇がかかる試合でしたが、残念でした。
度重なる雨による中断の末、集中力を欠いたのか、セットカウント3-1で敗北。今期3敗目を喫し、ウインブルドンから姿を消すことになりました。
敗れた相手は、世界ランク41位のサム・クエリー。サム・クエリーとは過去に10回対戦していてジョコビッチの8勝2敗(今回を含む)と、決して相性の悪い相手ではないのだが、2012年のパリ大会ではなんと第一セットを0-6でとられての屈辱的な敗退だっただけに、今後はジョコビッチキラーとなることもあるえるかも。
今期の3敗は、ドバイ大会での途中棄権、モンテカルロ・ロレックス・マスターズではランク55位のJ・ヴェセリに敗れている。
ちなみに、絶好調だった2015年は、全試合で82勝6敗と驚異の勝率だった。6敗の内訳は、フェデラーに3敗、マレーに1敗、カルロビッチに1敗、ワウリンカに1敗だ。
我らが錦織圭にとっては、準決勝で当たるジョコビッチがいなくなったことで、さらに期待がかかることになった。
頑張れ、錦織圭!