全英シニアオープンゴルフ2016 日本人選手と優勝賞金
(画像:GDO 女子インターナショナルクラウンで渡邉の応援に向かう日本選手)
シニアのメジャーである、全英シニアオープンゴルフ2016は、ポール・ブロードハースト(イングランド)が4バーディ、ノーボギーの「68」でプレーし、通算-11でシニアメジャー初優勝を遂げました。
2位に4つはなして首位でスタートした、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)はこの日75と崩れて、通算-8の3位だった。
二日目に首位に立った井戸木鴻樹は「77」で、通算+3の30位。崎山武志は通算+13の69位で大会を終えました。残念!
期待のベルンハルト・ランガーは、通算-4の9位。1975年のカーヌスティーの大会でメジャー初優勝したトム・ワトソンは、通算+1の27位でした。(すごいです、トム)
優勝賞金は約3000万円。上位の成績は次の【通りです。
1 位 -11 ポール・ブロードハースト
2 位 -9 スコット・マキャロン
3 位 -8 ミゲル・アンヘル・ヒメネス
3 位 -8 マグナスピア・アトレビ
5 位 -7 トム・バイラム
5 位 -7 ブラント・ジョーブ
7 位 -6 ジョー・デュラント
7 位 -6 ウェス ショート・ジュニア
9 位 -4 ビリー・アンドラデ
9 位 -4 ベルンハルト・ランガー
9 位 -4 ピーター・ファウラー
12 位 -3 ケビン・サザーランド
12 位 -3 ジェフ・スルーマン
14 位 -2 トム・レーマン
14 位 -2 デビッド・フロスト
14 位 -2 スティーブン・ドッド
14 位 -2 スコット・ダンラップ
さて、今日は他のツアーの結果もまとめてご紹介します。
まずは、RBCカナディアンオープン。
三日目終わって首位の、スネデカーがスコアを伸ばせず5位。ダスティン・ジョンソンは、3つ縮めるも、惜しくも一打差の2位。優勝は最終日に8つ縮めたジョナサン・ベガスだった。
ジョナサン・ベガス?聞いたことない選手でした。
世界ランクは203位。米国賞金ランキング81位。フェデックスポイントランキング77位という、今回初優勝の選手?
まだまだ捨てたモンじゃありませんよね。こうした選手が出てきて、ポンと優勝して億金を掻っ攫っていくのですから、まさにドリームですよね。
優勝賞金は、106万2千ドル(約1億1千万円超)飛びぬけていますね。
ちなみに2位のダスティン・ジョンソンでさえも44万ドル約4600万円ですから。メジャーでなくてもレギュラーツアーでも稼ぎますよね。
上位の結果は次の通りです。
1 位 -12 ジョナサン・ベガス
2 位 -11 ダスティン・ジョンソン
2 位 -11 マーティン・レアード
2 位 -11 ジョン・ラーム
5 位 -10 ブラント・スネデカー
5 位 -10 アレックス・チェイカ
5 位 -10 スティーブ・ウィートクロフト
5 位 -10 リッキー・バーンズ
9 位 -9 ジャーレッド・デュトワ(アマチュア)
9 位 -9 マット・クーチャー
9 位 -9 ベン・クレーン
9 位 -9 ジェフ・オギルビー
14 位 14 ジェイソン・デイ
国内の、センチェリー21レディースゴルフトーナメントは、超接戦のすえアン・ソンジュの大会連覇となりました。
またしても勝てなかった、木戸愛。2週連続で一打差の2位。しかも2週とも、18番までもつれこんでの優勝逃し。
今回は、最終18番で、木戸、菊地、アン・ソンジュの3人が-8で並ぶ展開。14番までは木戸が-9と一つ抜け出していて、これで今週はいけるかなと思ったのですが15番でダブルボギーで、2位へ後退。プレシャーか、それとも心臓の弱さか。しかし、今回はがんばりました。続く16番で、グリーンエッジから執念のバーディー。
最後の18番は、アン・ソンジュの第二打がピン左80センチにつけられる。菊地は第二打グリーンオーバーで、第三打のアプローチが、カップ手前で右に切れて入らずパー。木戸の第二打は、カップ手前5メートル。これを外してパー。という結果でした。
終了後、泣きながら練習グリーンで5メートルのパットを何度も何度も練習していた木戸愛。次は勝てるよね。
ただ、木戸のほうが体格は大きくてスイングもフラットなのに、小柄な菊地やアン・ソンジュよりも飛ばないのは、やはり持ち球がフェードボールのせいでしょうか?
18番では、アン・ソンジュにドライバーで35ヤードもはなされていました。
優勝賞金は、1440万円。2位の木戸と菊地は632万円でした。
上位の結果は次の通りです。
1 位 -9 アン・ソンジュ 207 ¥14,400,000
2 位 -8 木戸 愛 208 ¥6,320,000
2 位 -8 菊地 絵理香 208 ¥6,320,000
4 位 -7 成田 美寿々 209 ¥4,800,000
5 位 -5 全 美貞 211 ¥3,333,333
5 位 -5 森田 遥 211 ¥3,333,333
5 位 -5 O. サタヤ 211 ¥3,333,333
8 位 -4 シエラ・ブルックス 212 ¥0 (アマチュア)
8 位 -4 笠 りつ子 212 ¥2,000,000
8 位 -4 福嶋 浩子 212 ¥2,000,000
8 位 -4 下川 めぐみ 212 ¥2,000,000
12 位 -3 金田 久美子 213 ¥1,352,000
12 位 -3 香妻 琴乃 213 ¥1,352,000
12 位 -3 青山 加織 213 ¥1,352,000
12 位 -3 藤田 光里 213 ¥1,352,000
もうひとつ国内。男子トーナメントはあまり興味がないんだけど・・・。
ダンロップ・スリクソン福島オープンの結果です。
優勝は、時松隆光。すいません、よく知りませんでしたが、この試合、2日目の2位以外は首位を走る。三日目・最終日はほぼ独走状態での、ほぼ完全優勝でした。
優勝賞金は1000万円。4日間トーナメントで女子よりも優勝賞金が少ない試合でした。
上位の結果は次の通りです。
1 位 -25 時松 隆光 ¥10,000,000
2 位 -22 岩本 高志 ¥5,000,000
3 位 -20 小田 孔明 ¥3,400,000
4 位 -19 薗田 峻輔 ¥2,400,000
5 位 -18 周 興喆 ¥2,000,000
6 位 -17 任 成宰 ¥1,800,000
7 位 -16 大堀 裕次郎 ¥1,528,333
7 位 -16 増田 伸洋 ¥1,528,333
7 位 -16 稲森 佑貴 ¥1,528,333
10 位 -15 チャン キム ¥1,160,000
10 位 -15 小田 龍一 ¥1,160,000
10 位 -15 海老根 文博 ¥1,160,000
10 位 -15 韓 承洙 ¥1,160,000
最後にもうひとつ、
イリノイ州にあるメリットクラブで行われている8カ国・地域代表の対抗戦「ULインターナショナルクラウン」の4日目、決勝のシングル戦進出を懸けたプレーオフが、日本、タイ、中国の3カ国計6人によるサドンデスのベストボールマッチで行われ、1ホール目の16番(パー5)で渡邉彩香がただ1人のイーグルを奪い、日本が決勝進出を決めました。
そして、シングルス・マッチプレーでの4試合。日本から出場の、第一試合、鈴木愛が2&1で敗退。第二試合、宮里美香は3&2で敗退。第三試合、野村敏京は韓国のエイミー・ヤンを3&2で下すと、第四試合では渡邉彩夏がホーリー・クライバーンを1UPで下し、日本の2勝目となりました。
さて、今週は最後のメジャー、全米プロ選手権がありますし、女子には全英リコー女子オープンがあります。
まだまだ目を離せない大会が続きますね。
また寝不足です。
がんばれ!日本!