全英オープンゴルフ 2016 三日目
日本勢が2人になってしまった全英オープンですが、残念な反面見所も絞られてきて、それはそれで面白い展開になっていました。
さて、三日目は、天候の悪さ、時おり降る雨と風、加えて寒さに翻弄される選手達でした。
結果としては優勝は、フィル・ミケルソンとヘンリック・ステンソンの一騎打ちの模様になってきた。
三日目は、ミケルソンの3バーディー2ボギーで-11、ステンソンが5バーディー2ボギーで-12。首位は交代したが、3位のビル・ハースは-6なので、四日目に爆発する選手が出てこない限りは、この二人の争いとなろう。
池田勇太は、パットが入らず、ずるずるとスコアを落としていく。後半は見ていて、もうプレイするのが辛いんじゃないかと思うほどでした。。
もしフィル・ミケルソンが優勝することになると、46歳での優勝となるため、全英オープンのメジャー最年長優勝記録となります。
本人は、2013年のミュアフィールドで全英オープンを初制覇することになりますが、面白いことにこの時の2位がヘンリック・ステンソン。
ステンソンにしては、3年前に残してきたクラレットジャグ(優勝トロフィー)を取り返すチャンスが来たということですが、ミケルソンも当然譲るつもりはありません。
2013年のスコアは、ミケルソンが唯一のアンダーパー、-3で優勝。2位のステンソンはevenで2位でした。
今年はステンソンがほんの一歩だけリードしていますが、さて最終日はどうなるでしょうか?
ローリー・マキロイが、この日の16番でブチ切れました。ティーショットを3Wでミスショットすると、怒りに任せて3Wを放り投げ、3Wはヘッドとシャフトが分離してしまいました。その気持ちも良く分かるコンディションとラウンドでした。
最近では、怒りに任せてクラブを叩きつけたり折ってしまうのは、あまり見られなくなりましたね。一時は、悪童ジョン・デイリーの得意技のようでしたが。
三日目の上位の成績は、
1位 ヘンリック・ステンソン -12
2位 フィル・ミケルソン -11
3位 ビル・ハース -6
4位 アンドリュー・ジョンストン -5
5位 J・Bホームズ -4
6位 スティーブ・ストリッカー -3
6位 トニー・フィナウ -3
6位 ソレン・ケルドセン -3
最終日が楽しみですね。
(画像転載:GDO)