全英オープンゴルフ 2016 日本人選手
おめでとうございます。
今期初優勝、谷原秀人プロ。
昨日最終日を迎えた長嶋茂雄インビテーショナル・セガサミーカップで、トータル14アンダー、2位に2打差で優勝、賞金は3000万円というビックボーナスを獲得しました。
全英オープン出場に向けて、とてもいい励みになりました。これで日本人選手にも火が付いて必ずやいい成績をもたらしてくれると信じています。
さて、全英オープンはゴルフの最高峰ですが、リオ・デジャネイロ・オリンピックでも
ゴルフが競技種目となっています。各国各2人の男女枠を目指して、日本国内でも出場枠獲得争いが続いていますが、ここにきて出場を辞退する選手が相次いでいます。
日本人選手でも、一位の松山英樹が出場を辞退することになった。
インタビューでも答えていますが、ジカ熱と治安の悪さが問題でした。
リオ・デジャネイロ・オリンピックのゴルフ開催コースは、こんなところ。
これにより、二人の日本人候補は、次点の池田勇太と3位の片山晋吾となるだが、先週優勝した谷原秀人も、指名されても出場しないことを明らかにした。
世界各国でも出場辞退選手が相次いでいる。
オーストラリア:アダム・スコット、スコット・デイ、マーク・リーシュマン。
北アイルランド:ローリー・マキロイ、クレアム・マクドゥエル。
南アフリカ :ルイ・ウーストハイゼン、ブランデン・グレース。
などは、出場辞退を早々と決めている。
一方で、リオ・デジャネイロ・オリンピック出場に意欲満々の選手もいる。女子プロの渡辺彩香だ。彼女いわく「ジカ熱なんて治らないわけじゃないのに、それだけで出場をあきらめるなんてもったいないことできません」
ジカ熱と治安の不安から辞退する選手が多い中、なんとも刃切れのいいコメントではないだろうか。
リオ・デジャネイロ・オリンピックは、いわゆるアマチュアの最高峰の大会。とわいえ、競技によっては金メダル獲得のためプロの出場が当たり前となっている昨今、今度は逆にプロから見捨てられるはめになるとは、オリンピックの金メダルももはや最高峰の名誉とはいかないのか?
頑張れ日本!
(画像転載:日本ゴルフツアー機構)